まちの色を測る


03

秦野市 2004年
自然の緑が多く残る神奈川県秦野市で色彩ワークショップを行いました。
市民の方々と一緒にまちの色を測り、環境色彩の状況を確認するというのが大きな目的です。
今回のワークショップでは、まず小高い山に登り、まちの様子を俯瞰することからスタートしました。
眼下に広がるパノラマを楽みながら、周囲の風景から浮いた色彩が気になる建物をピックアップしてきます。
その後いくつかのグループにわかれ、色票を携えてまちへとくり出しました。
山の上から見た周囲から浮いた色彩を、自分の目と手で実際に測ることで、客観的な数値データに置き換えることができます。

グループごとの発表会では、秦野市にふさわしい色彩とは何か、活発な意見が飛び交いました。